母と子の外来/女性外来/心療内科/漢方・ホメオパシークリニック(茗荷谷駅スグ)
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漢方・ホメオパシー

えなのさとクリニック

学びの場

古来より、人々は生きとし生けるものすべてにおおいなる力を感じ、
祈り、感謝し、助け合って生きて参りました。
それは言い伝え、伝統、文化として今でも残されています。
目には見えないけれど大切なものを再発見し、学び、感じ、
普段の生活に生かしていきませんか。

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オイルのお話

こんにちは☆
えなのさとクリニック公式ブログ管理人です♪

健康や美肌に効果があると、オイルが話題になって久しい昨今です。
お店には様々な種類のオイルが棚に並ぶようになり
消費者の選択肢も増えました。

今回はオイルの役割や効果などについてのお話です☆

■オイルは体に必要?
オイルは人間にとって必要な栄養素のひとつです。
細胞膜をつくる、といったような
体をつくる上で重要な役割も果たしています。
細胞膜は細胞のひとつひとつを区切る仕切りのようなもので、
脂質なしに細胞はつくれません。
良質なオイルを適量日常に摂ることで
美肌や健康によい効果を与えます。
逆に悪いオイルを摂り過ぎてしまえば、
体にとって悪い影響を及ぼします。

■オイルの種類
オイルの種類には「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」とあります。
「飽和脂肪酸」は動物性脂肪の肉や乳製品、またパーム油や
ヤシ油、ココナッツオイルなど熱帯植物に多く含まれており
常温では固体で融点が高いため、人間の体内で溶けにくいのが特徴です。

「不飽和脂肪酸」は植物や魚などに含まれ、常温で液体で
融点は低く人間の体内では溶けやすくなっています。
「不飽和脂肪酸」は
オメガ9(オリーブ油・キャノーラ油等)
オメガ6(コーン油・菜種油・サラダ油・マヨネーズ等)
オメガ3(えごま油・亜麻仁油・青魚・くるみ等)
と分類されます。

また「トランス脂肪酸」も「不飽和脂肪酸」になります。
これはマーガリンやショートニング、またそれらを原材料にしたパンやケーキ
洋菓子、お菓子、揚げ物などに含まれています。

■摂った方がよいオイル・摂らない方がよいオイルとは?
一番よいとされているのはオメガ3です。
青魚などに多く含まれるEPA、DHAは
血液をサラサラにし悪玉コレステロールを減らし
同時に善玉コレステロールを増やす効果を持ちます。
ただしオメガ3は酸化しやすいので、保存に注意しながら
早めに使い切ることがポイントとなります。

オメガ9は逆に酸化しにくいので炒め物など加熱調理になどに向いています。
オリーブオイルなどを使用しましょう。

オメガ6は現代人が一番摂取しているオイルと言われています。
必要な脂質ではありますが、摂りすぎると炎症物質が体内で作られ
体に悪影響を及ぼすので注意が必要です。
オメガ6過多の食生活はアトピーや花粉症などをアレルギー症状を促進させます。
意識的にオメガ6は摂らないようにするくらいがちょうどよいでしょう。

また体にとって好ましくないとされるのはトランス脂肪酸です。
悪玉コレステロールが増え動脈硬化や心臓疾患を招きます。
アメリカでは心臓疾患が死因の第一位と深刻化しており
このトランス脂肪酸の摂取量の多さが問題となりました。
現在ではトランス脂肪酸の発生源である「部分水素添加油(PHOs)」の使用は
禁止されています。
なるべく摂らないようにしましょう。

■オイルを上手に取り入れて♪
オメガ3を積極的に摂取し、トランス脂肪酸やオメガ6をなるべく避ける
といった食生活が健康や美肌を保つ秘訣となるでしょう。
以上のことを意識するだけでも
オイルが体にとって有効な働きをしてくれると思います。

体の声を聞いてみよう③~マイルドドラッグって?~

こんにちは☆えなのさとクリニック公式ブログ管理人です♪

体の声を聞いて、いま自分の体が欲している必要な栄養素を
食事から取り入れる。
それが理想的な食生活だと思います。

ですが現代人は、体が真に欲求する栄養を感じ取る前に
その他の欲求が先に出てしまい
真実が見え辛くなりがちです。

マイルドドラッグという言葉をご存知でしょうか。

白米を食べないといられない。
お菓子がやめられない。
清涼飲料水が飲みたくなる。
ジャンクフードが大好物。
イライラするとチョコレートが食べたくなる。。。等々。

こうした常習性は、禁断症状など麻薬にも似た症状を招きます。
これがマイルドドラッグです。

このマイルドドラッグによって、多くの人が空腹感を満たすために
不必要な栄養素を体に取り込んでしまい
本当に必要な栄養素が足りない状態にあります。

不必要な栄養素ばかり多量に摂らされた体は
足りない栄養素を補えずに疲弊し
不調を訴えるようになっていきます。

そこで気がつけばよいのですが、マイルドドラッグの恐ろしいところは
なかなかやめられないところです。
やめられずに同じ食生活を続けていれば、さらに不調は重くなるでしょう。

マイルドドラッグを招く食べ物というのは
血糖値の乱高下をさせる食べ物が多いのが特徴です。
食後血糖値が上がり、その後急激に今度は血糖値が下がり、
そうした血糖値の乱高下により、気持ち悪くなる、ぼーっとする、集中力がなくなる、
だるくなる、どうにも動けなくなる。。等々の症状が起きます。
それを繰り返していくと、いずれ動脈硬化、糖尿病、脳卒中などの病気を
招きやすくしてしまいます。

アメリカでは1975年に「マクガバンレポート」というものが発表されました。
その頃アメリカでは医療費が増大し続けていました。
それは経済破綻の危機を迎えるほど、深刻な問題でした。
そこで政府はアメリカ上院栄養問題特別委員会を設置、慢性病と食事の関係について調査を行い
病人増加、医療費が下がらない理由を突き止めました。
それが「マクガバンレポート」でした。

このレポートでは
諸々の慢性病は肉食中心の誤った食生活がもたらした食原病であり、薬では治らない』
と、大量の脂肪.砂糖.食塩が、心臓病.がん.脳卒中など、
命を奪う病気に直結していることを指摘しました。
これ以降アメリカでは食事を通じて病気を予防する取り組みや研究が
盛んに行われるようになっていったのです。

そしてこのレポートでは理想的な食事というものを
「日本人が元禄以前にしていた食事」としています。
つまり、精白をしない白米や季節の野菜、魚介類中心の食事のことです。

このとき日本食の良さを認めたアメリカから発端し
今なお続く世界的な日本食ブームに繋がっていっています。

ジョコビッチの例にもあるように、マイルドドラッグと化している食べ物に対して
それを断つのは最初はとても辛いことかもしれません。

ですが一度思い切って2週間断ってみると
そのあと久しぶりに摂取したそれらの食べ物に、2週間前には感じなかった違和感を
きっと感じると思います。

体の声を聞くには、時には荒療治が必要です。
徐々に断つのではなく、思い切って一度砂糖やチョコレート、白米、ラーメン。。等々
やめられない食べ物を断ってみてください。

その時あなたのからだは正直に、何が必要であるかを教えてくれるはずです。

体の声を聞いてみよう②~ジョコビッチの例~

こんにちは☆

えなのさとクリニックブログサイト管理人です♪

今回は本をご紹介したいと思います。

『ジョコビッチの生まれ変わる食事
あなたの人生を激変させる14日間のプログラム』

2016-06-15 07.02.01

この本は世界男子テニスランキング1位のジョコビッチ選手が書いた本です。

ジョコビッチは先日の全仏オープンでも優勝し、
テニスの四大大会全制覇を成し遂げました。

いまや圧倒的強さのジョコビッチですが

かつては試合中に突然呼吸困難や吐き気などをおこし
原因不明の不調を乗り越えられず、負けることがありました。

その不調の原因がわかり、
食事などを改善したことにより、ジョコビッチは生まれ変わったかのように
今の強さを発揮できるようになったのだそうです。

そのキーポイントとなったのは「グルテンフリー」。

グルテンフリーとは、グルテンを使わない食事法のことです。

グルテンは、小麦や大麦、またライ麦やオート麦なのどの麦類に含まれる
たんぱく質の一種。
たとえばパンやパスタ、うどん、ラーメンなど・・グルテンを含む食品は色々あります。

こうしたものを一切摂らない食事法がグルテンフリーです。

ジョコビッチは血液検査の結果、グルテン不耐症と判明しました。
グルテンを摂取すると、疲労、頭痛、吐き気。。など不調が起きてしまうのです。

他にも乳製品にも不耐症があり、トマトに対しても少し体は敏感に反応する、という結果がでました。

ジョコビッチはこの結果に衝撃を受けました。
何故ならジョコビッチの両親はピザ屋を経営していたからです!

ピザやパンを幼い頃から常食してきたジョコビッチにとって
この結果は青天の霹靂だったに違いありません。

そしてそこから14日間、ジョコビッチはグルテンフリーをはじめました。

最初の7日間は本当に辛かったそうですが、それを過ぎると体調に変化が現れました。

体は軽くなり、活力が湧き、長年悩まされた夜間の鼻づまりが消え去り
朝の目覚めがどんどん良くなったのです。

そして14日を終え、ベーグルを食べてみると。。。
めまいがし、鼻づまりが再発し、まるで二日酔いのような状態に。

こうしてジョコビッチは自らの体験により、自分がグルテン不耐症であることを確信しました。

それ以来ジョコビッチは
「私は体が伝えようとしている声には、すべて耳を傾けるようにしている」

と著書で述べています。

「あなたの肉体は私の肉体とはまったく違う代物だ。指紋を見ればわかるだろう。
一人ひとりが違い、同じ人は世界のどこにもいないのだ。つまり、あなたの肉体も
全世界の他の人たちとまったく違う。だから私にとって最高の食事を、あなたにも
とってもらいたいわけではない。
ただ、あなたにとって最高の食事が何かを知る術を伝えたいだけなのだ」

と、体の声を聞くことがとても大切であることを、綴っています。

つづく。

体の声をきいてみよう

こんにちは☆

えなのさとクリニックブログサイト管理人です。

今日は健康と食についてのお話です。

健康な体を維持するためには、日々の食生活はとても大切です。

人間の体は食べたものでできています。

病気や不調は生活習慣、環境、その人が持って生まれた体質などに起因しますが

食生活もその原因に深く関わってきます。

仕事や子育てなどで、多忙な日々を送っていると、
どうしても食生活が適当になりがちです。

時間がないためにファーストフード店や
コンビニのお弁当などに頼りがち。
栄養など二の次、目が欲しがる、自分の好きなものばかり食べてしまう。
お腹がすいてなくても、惰性で食べてしまう。
ダイエットや美容目的に、極端に食べる量を減らしたり
巷に溢れる健康情報に鵜呑みにして、これが体にいい!というと
飛びついてそればかり食べてみたり。

しかし実際に体はそれらの食生活を喜んで受けているのでしょうか。
体はそれらの食べ物を欲しているのでしょうか。

食べるものを選ぶ前に、一旦止まって
自分の体はこの食べ物を本当に食べたいと思っているのかどうか。
体の声をよく聞いてみて下さい。

はじめはまったくわからないかもしれません。
きっと少しずつ聞こえるようになるはずです。

その方法や健康になるための食生活など
ブログで少しずつお話ししていこうと思います。

歯のお話・その①

こんにちは
今回は歯のお話です。

お口の中の健康は、体全体の健康につながる。
そう、意識される方は少ないかも知れません。

虫歯や歯周病、また歯に詰めた金属などが口の中にだけに留まらず、
体の様々な不調の原因を招いていることがあるのです。

歯の状態は、体に大きく影響を与えていることになります。

■虫歯と歯周病
まず、身近な虫歯と歯周病について簡単に説明いたします。

歯の表面には体の中で一番硬いエナメル質があります。
そしてその内側に象牙質、中心には歯髄という組織があります。
歯髄の中には神経と血管が通っています。

エナメル質には神経はないので、エナメル質までの虫歯は痛くありません。
虫歯が象牙質に達すると象牙質にある象牙細管という管を通して直接刺激が歯髄に伝わり
歯がしみたり痛みが生じます。

歯質を溶かす原因となる『酸』は、虫歯菌と糖により発生します。
歯はこの『酸』がとても苦手で、この『酸』によって、エナメル質の内部から
歯の成分であるカルシウムやリンが溶け出します。これが虫歯です。

また歯周病は歯肉や歯槽骨など、歯を支えている組織に炎症が起こる病気です。
軽度では歯肉が腫れ出血し、さらに進行すると歯槽骨が溶け始め
歯と歯茎のポケットが深くなっていきます。

重度となると歯肉は真っ赤に化膿し、歯槽骨が破壊され、
最後には歯がグラグラになって抜け落ちてしまいます。

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(歯の断面図)

■歯垢について
虫歯や歯周病の原因としての多くは
プラーク(歯垢)や歯石がたまることでなります。
歯垢とは食べかすのことではありません。
細菌のかたまりをいいます。

歯垢のなかに虫歯菌や歯周病菌も含まれます。
口の中の細菌は、食事などの糖を餌に歯垢をつくりだします。

歯垢は歯ブラシで上手に歯磨きすれば落とせます。
更にフロスや歯間歯ブラシなどを使って除去します。
歯垢を作らない習慣を作ることは、虫歯や歯周病を防ぐことに繋がります。