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えなのさとクリニック

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カテゴリ:えなのさと便り

冷えは万病のもと  ~アトピー性皮膚炎も冷えに注意~

7月も後半に入りました。

梅雨寒の日もありましたが、湿度が高いので除湿のためにエアコンを使用することが多くなりました。

この時期、職場などでエアコンが効きすぎて冷えてしまう、というお話をよく聞きます。

 

冷えは万病のもと、とよく言いますが、
“冷え”は頭痛、肩こり、便秘、不眠、だるさ、など様々な不定愁訴の原因になりますし、自然治癒力、免疫力を低下させるので、ありとあらゆる病気に関係します。

 

体温が一度下がると免疫が約30%低下すると言われています。

体温が低いと免疫細胞が体の隅々までたどり着かないし、活発に働いてくれないのです。

 

そもそも“冷え”とは何でしょう?

冷えと言っても、原因によっていくつかのタイプがあります。

 

① 全身が冷えている

身体全体の代謝が低下して、身体を温める力が不足しているタイプです。

食べ物から栄養素を取り込み、その栄養素をエネルギーに変えることを代謝と呼びます。

その時、熱エネルギー(体熱)も産生されます。

体の基礎代謝の約40%を筋肉が占めているので、筋肉量が低下すると体熱を作り出す力が弱ってしまいます。

高齢者や筋肉量が少ない女性などに冷えが多い理由が分かります。

 

② 血流が悪い

血液には体の細胞に必要な栄養素や酸素を運び、老廃物を処理器官に運ぶ役割がありますが、産生された体熱を全身に運び体を温める働きもあります。

そのため、血液のめぐりが悪かったり、血液の量が不足すると冷えが生じます。

自律神経は血管を広げたり縮めたりして血流のコントロールをして体温を調節する働きがあるため、自律神経のバランスが乱れると血流が悪くなり冷えます。

また、熱は上部に向かいやすいので、顔の方は火照るのに下半身は冷えるということも起こります。

自律神経はホルモンバランスとも関係が深いので、女性はこの点でも冷えになりやすいようです。

 

③むくみによる冷え

身体の水分代謝が悪いと冷えの原因になります。

身体に水が溜まっていれば温めるのが大変で冷えてしまいます。

むくみの原因はいろいろありますが、胃腸が弱ったときも消化吸収の働きが悪くなり、身体に余分な水分がたまります。

また、冷えによって水分の代謝が更に悪くなりますから、このタイプは冷えが悪化しやすいです。

 

“冷え”とアトピー性皮膚炎

冷えは万病のもと。

アトピー性皮膚炎にも冷えが関わっていますが、意外に知られていない気がします。

かゆみが強い時はクーリングしてね、と言われることはあっても、体の中から温めましょう、と言われることは少ないのではないでしょうか?

でも、アトピー性皮膚炎の患者さんによくお話を聞くと、体の表面は火照っていても、お腹など身体の中は冷えを感じている方が多いです。

冷えと皮膚炎の関係ですが、
身体の中が冷えていると頑張って温めようとしますが、産生された体熱は熱の性質上、体の上の方や体表面(皮膚)の方に向かいやすくなります。

身体の冷えがひどいとかえって体の表面に熱症状がみられるという感じです。

また、体内が冷えると血流が悪くなり、代謝も落ちて、血液や水分は老廃物が溜まり汚れてしまいます。

その汚れた血液や水分も熱の影響で上部や体表面(皮膚)に向かうことでさらに皮膚に炎症が起きやすくなりのだと思います。

そのほか、体の中の冷えがあると内臓に熱を集中させようとして、末梢や体の表面に血流が足りなくなり、末梢や皮膚の表面が炎症反応を起こすことで熱を出そうとする、という考え方もあるようです。

ただ、アトピーの治療では、身体に冷えがあっても、炎症がひどく体表の皮膚に熱がある場合は、まずそれを落ち着かせる必要があります。

そして体表の熱がおさまってきたら、次は身体の中を温めることが必要になってきます。

 

皮膚は内臓の鏡。

皮膚がきれいになる事はもちろん大切ですが、本当に健康な皮膚と体になるためには、体内の解毒作用と老廃物の排泄がきちんとできるようになることが重要です。

冷えによる体内の老廃物の蓄積、水分代謝の悪化を起こさないように、注意が必要ですね。

 

快食、快眠、快便、そして快温も健康の基本です。

 

 

四方山話 ~自然治癒力~

じめじめしたお天気が続いています。梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。

 

今年は梅雨らしい天候を通り越して、九州など災害級の豪雨になってます。

そういえば、昨年も西日本に豪雨の災害がありました。

明らかに、自然が、地球が、おかしくなってきている・・・

環境問題に特に興味がないという方でも、さすがにそう思ってしまうのではないでしょうか?

 

自然といえば・・・えなのさとクリニックのホームページやブログに、“自然治癒力”

という言葉がよく出てきます。

これは人間が生まれながらにして持っている治る力。

“免疫力”とも言います。

 

人には“先天の気”と“後天の気”があると考えられています。

当院の診療の中でもよくお話をしますが、生まれ持った生命力、エネルギーを“先天の気”といいます。

これは体質のような感じで人それぞれですが、自分の体に合った食生活、健康的な生活を送ることで日々エネルギーを蓄えることが出来ます。

これを“後天の気”といいます。

先天の気を減らさずに後天の気を蓄えることで、その人の自然治癒力もうまく引き出すことが出来ます。

 

では、この自然治癒力が低下する原因は何でしょうか?

まずは、老化、ストレス、食生活の乱れ、腸内環境の乱れ、肉体疲労、寝不足、気の流れ(自律神経)の乱れ、冷え、などがあげられます。

 

老化以外はアトピー性皮膚炎など慢性の皮膚疾患の悪化因子としてもよく言われているものです。

“皮膚は内臓の鏡”なので、皮膚を整えるためには、内臓も整えていくことが大切です。

まずは、腸です! 腸内環境は皮膚にはとても重要です。

 

でも、“冷え”に関してはあまり知られていない気がします。

“冷えは万病のもと” 皮膚の病気も同じです。

が、冷えに関しては次回お話したいと思います・・・

 

豪雨のニュースから、自然の力、自然治癒力・・・と思いつくままに書き連ねてしまいました・・・

 

 

人間は精密機械ではなく、自然の一部です。

自然がおかしくなっている時は、必ず自然からの何かメッセージがあるはず。

体がおかしくなっている時は必ず体からのメッセージがあるはずです。

そのメッセージを見逃さないようにしていきたいですね。

 

最後に、

“対症療法”ということに関して、ある方が“これは殴ったら殴り返すということですね”とおっしゃっていました。

妙に納得してしまいました。

個人的には、理由によっては?殴られたら一度は殴り返すのもありなのかなと思います。

でもそれで解決しないなら、冷静になって”何がいけないの?“と考えてみなければいけないと思います。

 

 

腸と腸内環境のお話 ~腸は人体の最大の免疫器官~

梅雨入りしてから、お腹の調子が悪いという訴えの方が増えてきました。

それ以外の方でも、不調の原因を探ると腸内環境の乱れている方が多いようです。

リーキーガット症候群の回でお話したように、腸内環境は心身の健康にとても影響があります。

腸と腸内環境について見直してみましょう。

 

腸は人体の最大の免疫器官

腸の働きとして、消化、吸収、排泄はよく知られていますが、それに加えてとても重要なのが免疫です。

免疫とは体内に入ってきた異物(病原菌やウイルス、毒素、有害物質)をブロックしたり解毒して、体内で悪さをしないように排除する働きです。

腸には体内の免疫細胞の約7~8割が存在していて、腸内に食べ物と一緒に入ってきた異物を素早く認識して排除してくれています。

腸は人体で最大の免疫器官なのです!

 

腸は「第二の脳」

腸は脳からの指令がなくても自分で判断して24時間活動しています。

腸などの臓器を動かしているのは自律神経といい、腸と自律神経は密接なつながりがあります。

さらに、腸は体の中にあるドーパミンの50%、セロトニンの90%を生成しています。

ドーパミンは快楽を与える神経伝達物質、セロトニンは幸福感、安心感につながる物質といわれています。

こうしたことから、腸は「第二の脳」ともいわれています。

腸内環境が悪化し腸の働きが低下すると、免疫力の低下につながり、風邪をひいたり病気になりやすくなりますし、心の状態にも大きく影響します。

 

腸内環境とは

腸の中でいろいろな働きをするのが腸に生息する腸内細菌です。

腸内環境はこの腸内細菌によって左右されます。

腸内細菌は100兆個から1000兆個(重さ約1㎏)あるといわれており、人によい影響を与える善玉菌、悪い影響を与える悪玉菌、善玉菌と悪玉菌のうち優勢な方へなびいて働く日和見菌があります。

腸内環境はこれら3つの腸内細菌のバランスで決まり、善玉菌が優勢に働いている状態が良い腸内環境となります。

一般的には善玉菌3割、悪玉菌1割、日和見菌6割といわれています。

そして善玉菌の代表格が乳酸菌です。

 

腸内環境を整えるには

重要なポイントは善玉菌を増やすことです。

善玉菌を増やす方法としては乳酸菌を摂取すること、そして腸そのものを整える生活習慣です。

適度な運動、十分な睡眠、規則正しい食生活を心がけましょう。

(食生活の改善に関してはリーキーガット症候群の回で少しお話しております)

 

人の心や身体の健康は腸内細菌によって左右されていると言っても過言ではありませんね。

 

当院では2種類の乳酸菌製剤のサプリメントを扱っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

“リーキーガット症候群 ~腸もれ~”って何?

皆さん、“リーキーガット症候群”という言葉を聞いたことがありますか?

リーキーは漏れるという意味を持つ動詞leakの形容詞leaky。ガットは英語でgut、腸という意味。

つまり、“腸もれ”です。

腸の内側は粘膜で覆われ、外界から侵入する異物がはいらないようにバリア機能が備わっています。

その腸の粘膜の細胞と細胞の隙間が広くあいて、腸の中を流れる未消化の栄養素や異物(細菌、ウイルス、毒素など)が腸管から血中に漏れ出す病態のことをリーキーガット症候群と言います。

日本語では“腸管壁浸漏症候群”というそうです。

程度の差はありますが、日本人の約7割が陥っているのではと言われています。

 

リーキーガットが関連する症状

漏れ出した栄養素や異物は体のいろいろな所に運ばれて、様々な体と心の不調の原因となっています。

肝臓にたまれば疲労感や倦怠感、皮膚では肌荒れやアトピーなどのアレルギー症状、鼻では鼻炎、気管支では喘息、筋肉や関節で痛みを生じたり、脳にたまると認知症やうつの原因にもなります。

肥満、糖尿病などの生活習慣病、血管障害、がん、その他様々な症状との関連が言われています。

最近よく耳にする遅発型フードアレルギーにも関連があるようです。

リーキーガットは急激な症状であらわれなくても、じわじわと身体に悪影響を与えるのが怖いところです。

 

リーキーガットの原因

リーキーガットの主な原因は、腸内細菌叢のバランスの崩れ、腸内細菌の総量の減少、身体のバランスの崩れで腸粘膜細胞の再生がうまくいかなくなる、などです。

それらは過食、偏食などの食生活の乱れ、不規則な生活、精神的ストレス、鎮痛剤、抗生物質などの薬の服用が原因となります。

精製された砂糖や小麦は腸粘膜を傷つける悪玉腸内細菌の大好物です。

食品添加物や残留農薬、汚染物質も腸粘膜のバリア機能を乱す誘因となります。

 

リーキーガットの治療法

まずは食生活の改善です。

一般的には、添加物、加工食品などを避け水溶性食物繊維を多くとる、炭水化物や甘いものを食べすぎない。

発酵食品、亜麻仁油やえごま油などオメガ3系脂肪酸の摂取を心がける。

人によっては、アレルギーが関与して腸に負担をかけている食品もありますのでその検討も必要かもしれません。

そして、ストレスや睡眠不足の解消は重要です。

腸粘膜を保護したり、腸管の機能を改善したり、善玉腸内細菌を増やすような漢方薬などのお薬やサプリメントを併用されるとより腸内環境が整いやすくなります。

腸内環境は多くの症状と関連がありますが、特に皮膚疾患、アトピーや難治性の湿疹、蕁麻疹などは関連が強い印象があります。

腸は外界から入ってきた食物の通り道なので、身体の内側にありますが、外部から刺激を強く受けるという面では皮膚と同様です。

一度しっかり食生活や腸内環境を見直すと、一石二鳥、いやそれ以上だと思います。

 

 

フラワーエッセンスって何?

早いもので、5月も下旬に入りました。

最近五月病だけでなく、六月病というワードも目にします。連休後の5月をどうにか乗り切ったけれど、6月になって体調を崩してしまうということのようです・・・

 

ところで、“もしかして五月病?”の回で、“精神的な問題解決に役立つフラワーエッセンス”と書きましたが、皆さまフラワーエッセンスのことはご存知でしょうか?

現在世界の多くの国々で使用されていますが、日本ではまだあまり知られていないように思います。

正直、私自身もフラワーエッセンスを知ったのは、えなのさとにご縁をいただいてからです。

 

フラワーエッセンスとは

花や植物をみて、癒された、元気になった、ということがあると思います。

フラワーエッセンスとは、自然界に咲く花のエッセンス(生命エネルギー)を水に転写したものを飲むことによって、心や感情のバランスを取り戻してくれる自然療法です。

薬のように身体の病気や症状に直接作用するものではなく、感情に働きかけます。

1930年代に英国の医師エドワード・バッチ博士によって確立されました。

心と身体は切り離せないもので、心や感情のバランスを保つことが、身体の健康へも繋がる事はよく知られています。

免疫力、自然治癒力を動かすからです。

バッチ博士も患者さんの訴えに耳を傾けるうち、真の病気の原因は心や感情の乱れにあると考え、この療法を研究され、長い年月の末、38種類からなるバッチフラワーエッセンスを完成させました。

 

フラワーエッセンスの選び方

38種類のエッセンスは、それぞれに対応している感情があります。

なので、その方が今感じている感情に合ったエッセンスを選んで使用するのが一般的ですが、当院ではその方の気の流れをチェックし、その気の滞りを改善するフラワーエッセンスを選んでいます。

そして一番気の流れが良くなるエッセンスの組み合わせを見つけて処方しています。

組み合わせるエッセンスの数は4種類、6種類と偶数のことが多いですが、5種類の時もあります。陰陽、五行と関係があるのかもしれません。

 

フラワーエッセンスの特徴

人の感情は、玉葱の皮のように層状になっています。

表層に表れていたネガティブな感情が取り除かれると、その下に隠れていた別の感情が新たに表れてきます。

薄皮を一枚一枚はがすように、ネガティブな感情を一つ一つ取り払って、心身のバランスを取り戻すように穏やかに働きかけるのがフラワーエッセンスです。

この玉葱の皮むきのプロセスは自己治癒力を動かすのに重要なものだと感じています。

薄皮を一枚はがすのにかかる期間は様々です。なので、合わせたエッセンスが数日でいらなくなる時もあれば1か月位同じものを必要とするする場合もあります。

症状や状態が変わったなと感じたとき、エッセンスを服用しても効果が見られなくなったなという時は、新しいものを合わせます。

フラワーエッセンスは、他の薬や治療と併用できますし、授乳中の赤ちゃんから高齢の方、動物や植物にも使用できます。副作用もなく安心できる自然療法です

 

フラワーエッセンスの使い方

スポイドのついたボトルに入ったエッセンスを処方致します。

1回数滴を口に垂らす感じで服用します。できるだけ頻回に服用してください。

おっぱいをお飲みのお子さんは、おっぱいの前後に口に入れてあげます。

普段おとりになる飲み物にもすべて数滴いれて服用します。

必要と感じたら何回でも服用は可能です。一回の量を増やすのではなく回数を増やしておとりになるのがよいです。

当院では、まず患者さんの今の状態にフラワーエッセンスが必要かどうか、効果的かどうかを拝見した上で処方しております。気になる方はお気軽にご連絡ください。