2019/04/01
えなのさと便りをご覧いただきありがとうございます。
副院長の山本です。院長の福島とは大学の同級生です。
平成4年大学卒業後より皮膚科医として病院勤務をしてきましたが、40代半ば、更年期障害が出始めたころから、ひどい体調不良に陥りました。
他科もいろいろ受診しましたが、何をやってもよくならず、悪化する一方。
ふと思い立って福島に相談、その後とても元気になりました。
病気の目に見えない部分の原因がいかに重要かを身をもって体験し、そのことを多くの人に伝えたいと考えるようになりました。
それが縁で2017年よりえなのさとに従事。2019年2月より福島に代わり特別外来を担当しております。
ここでは、皆様に知っていただきたい病気や症状に関する情報、えなのさとクリニックに関する情報やよもやま話など、様々なことをご紹介していきたいと思います。
それを通して、当院で目指している医療を一人でも多くの人に知っていただきたいと願っております。
~えなのさとクリニックで目指している医療~
当院では目に見える症状だけでなく、病気や症状を作り出している原因から取り除いていく治療を目指しています。
病気の本体は目に見えない部分にあります。
当院ではよく病気の概念を氷山に例えてお話いたします。
氷山は海の上に出ていて目に見える部分は3~4%で、残りの96~97%は海の下にあり目に見えません。
病気も同じで、目に見える症状や、検査上の異常は病気という氷山の一角(たった3~4%)です。
この部分だけを扱っているのがいわゆる対症療法です。
しかし、病気や不調の本当の原因は氷山の大部分を占める海の下の目に見えない部分にあります。
目に見えない部分は何かといいますと、元々生まれ持った体質、状況、生まれてからの生活習慣、その人の考え方や生き方の癖などで、それらの問題点が積み重なり、病気や不調として現れてくるのです。
その本当の原因を一つずつ見つけ出し、解決する方法を一緒に探り、皆さまが健康で幸せに過ごせるよう応援いたします。